Amitostigma’s blog

野生蘭と沖縄の植物

Pectabenaria 'Unregistered' F2

(Pecteilis radiata X Habenaria linearifolia) X Hab.linearilofia 

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(サギソウ♀×オオミズトンボ♂)× オオミズトンボ♂

当ブログで2016年に紹介した栽培場で、戻し交配によって作られた交配種。

 

sister plant 1

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姉妹個体。交雑種の後代なので形質にはバラつきが見られる。

 

sister plant 2

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姉妹株その2。かなりオオミズトンボに近い。

 

F1交雑個体にはほとんど稔性が無く、十数果を交配播種してようやく3本だけ苗が得られたとの事。とはいえ(言ったら悪いが)園芸的にはかなり中途半端なもので、わざわざ栽培するほどの魅力を感じない。まあ、実験的に作ってみたという以上のものではないように思う。

↓ 2021年追記

*2022年追記。追加交配で4本目の個体が得られたそうだ。

*関連記事は最上段 Habenaria タグをクリックしてください。

Kaempferia sp.

Kaempferia sp.

Wild collect,  from Chiang Mai, Thailand.

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タイ産のショウガ科バンウコン属の不明種。知人から2年前に分与してもらった株の初花で、仮称ケンフェリア・マイクロミニ。

当ブログはラン科&沖縄植物をテーマにしており、なおかつ野生採取個体は基本的に紹介しないことにしているのだが、本種に関しては萌えざるをえなかったので例外として載せてみた。

画像の状態は花が少ししぼみかけているようで、知人の話によると最上の状態では愕や花弁(実際には花弁に見えるのは形状変化した雄蕊らしい)がもっと伸び、よりランの花に似ているという。

バンウコン属は国内では薬草として加工品が若干出回っている程度で、鉢物はほとんど売られていない。というのも花は午前中に咲いて昼過ぎにはしぼんでしまい、普通に仕事をしている人間には咲いているのを見ることさえできないからだ。今回の画像はたまたま日曜日に開花したので撮影できたが、非常に花がつきにくく次に見られる機会はいつになるのか判らない。もしかしたらこれが最初で最後かもしれない。

この属には葉に美しい地模様の入る種類がいくつかあり、ピーコックジンジャー(クジャクショウガ)の名前で観葉植物として栽培されているものもある。タイなどでは庭園のグランドカバーとして植栽されることもあるらしい。だがどの種類も葉が手のひらサイズ以上になるようで、ラン科のコリバスといい勝負ができるような小型種があるという話は検索してもまったくヒットしてこない。

調べた範囲ではKaempferia gilbertii やangustifolia に似ているが、そちらは葉長10㎝を超える植物なので、本種とは少なくとも同一視はできない気がする。正確な名前がお判りの方がいらっしゃったらご教授いただきたい。

参考:タイおよびラオスの19種のケンフェリアの比較研究

https://www.researchgate.net/publication/318152948_Chromosome_number_variation_and_polyploidy_in_19_Kaempferia_Zingiberaceae_taxa_from_Thailand_and_one_species_from_Laos_Cytogenetics_of_Kaempferia?_sg=18LpShwPQySo5mcBhUMEU0qDK11r2fhFehEed6bj3xY6L5bFE6xoQ9v-SLCDqz5XXK6XDPw9Dw

性質にコリバスのような気難かしさはないようで、耐暑性にも問題はない。沖縄であればテラリウムなどで湿度管理する必要もなく、常温常湿で普通に栽培できるようだ。冬には落葉し、細根も枯れてほとんど根茎だけになって休眠するため越冬管理も楽である。本土でも冬期に室内で保温すれば、温室のない趣味家でもおそらく栽培できると思われる。またショウガ科の常識に準じて年に2倍か、それ以上に増殖する。ただし花付きが極端に悪いので一般園芸向きとは言いがたい。ちなみに植物体をいじると、ショウガ科特有の刺激感のある香りが感じられる。

Vanda lamelata

in Orchid show, Okinawa island.

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コウトウヒスイラン。沖縄本島の某蘭展にて。

コウトウヒスイランは台湾の紅頭嶼(こうとうしょ。現在の蘭嶼(ランユー)島)に自生する翡翠蘭(バンダ属の和名)という意味。日本国内で唯一のバンダ属と言われていたが、フウランがバンダ属に編入されたのでそういう意味での希少価値は下がった。

日本国内では尖閣諸島魚釣島に自生(していた)と言われる。しかし魚釣島では1978年に緊急時の非常食として持ち込まれた2匹の山羊が野生化して爆殖。低層から中層の草木は食べつくされ、木の皮まではがされて着生木の実生更新も止まっているらしい。領有権がアレでコレで上陸できないので正確な現状は不明。ヤギの駆除もできないため状況としては相当にシビアな模様。「尖閣 ヤギ」で検索するといろいろ出てくるが、政治色濃厚なサイトが多いのでリンクは省略。

過去に漁師などが持ち帰ったと言われる尖閣産コウトウヒスイランと言われる個体が沖縄で栽培されており、ごく稀にネットオークションで売りに出て恐ろしい高値に競り上がることがある。が、その個体が確実に尖閣産であるとDNA鑑定で確定されているわけではないようだ。

台湾ではさまざまな品種が大量に園芸増殖されており、素心や4倍体大輪、赤っぽいの緑っぽいの白っぽいの、バリエーションに富んだ個体が沖縄のガーデンセンターで普通に安く売られている。国内のラン縛りで収集しているコレクターでなければ尖閣産にこだわる意味は皆無である。沖縄では庭木につけて放置していても育つので、ほぼ本土のフウランの感覚で栽培されている。

Amitostigma lepidum seedling

seedling in 2018.

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オキナワチドリ実生。

数多くの実生の中から「ちょっと変わった花」を探して、検定交配して遺伝特性を調べ、次世代の新しい花を作出する素材として整理していくのが管理人の趣味。

とはいえ一般的な人は植物の種名を覚えることすら一苦労。種内個体差ともなれば「ヲタクの無駄知識」の範疇だろう。

切手マニアでなければ、切手を見て標準版とレア版を識別できる人はいない。それと同じことで、花の写真を見て標準花と非標準花の区別がついたら一般人基準ではすでにマニア、腐れヲタクの領域である。

まあ、仮にチドリ類に興味を持ったとしても、栽培が面倒で種苗供給体制にも難のあるオキナワチドリにわざわざ手を出す必要は無い。大量生産されているウチョウランの中から気にいった花を選んで、飾り捨てにしていればそれで良いと思う。

Asarum caudigerum

in habitat. Nakijin village, Okinawa island, Japan.

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オナガサイシン、別名カツウダケカンアオイ。自生地にて撮影。

自生地はハブの巣窟で、足場も悪いので案内人無しで行くと簡単に死ねる。

観賞価値はそれほど高くないと思うのだが、カンアオイ類はコレクターが多く、観賞価値にかかわらずコレクトアイテムとして盗掘されてしまう。本種のようにもともと個体数が少ない種類だと、採りつくされて自生地で見るのはもう不可能に近い。画像は案内人の方がガイドして見せてくれた個体だが、一日中散策してもこの個体以外には一本も見つからなかった。

栽培は易しいとは言えない(一般人基準)が、ベテラン栽培者であれば増殖も可能なので、ごく少数ではあるが栽培下での増殖品が流通する。なお、2017年に「特定」希少動植物種に指定され、販売許可証をもつ業者以外は販売・譲渡が禁止されている。

ちなみに園芸店では変異個体としてオナガサイシンの「赤花」や「素心」と呼ばれる個体も流通しているようだが、それらに関してはよく似た別種ではないかとの事。詳しくはこちらのサイトを参照。

ASARUM JAPAN オナガサイシン

Spathoglottis hybrid

in Okinawa island, Japan.

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 コウトウシラン系交配種。沖縄本島植栽。

 コウトウシランは一年を通じて生長を続ける熱帯性常緑地生蘭。20℃以下になると生長が止まり、長期間生長が止まっていると調子を崩して枯れはじめる。(ただし同属の一部には冬期に落葉休眠する夏緑種もあり、そちらは10℃程度あれば越冬できる)

 温度さえあればシラン並みに丈夫なので、熱帯域では花壇に植えて楽しむことができる。沖縄本島でも台湾あたりから輸入されたカラフルな種間交配種が画像のごとく庭先などに植栽されているが、気候的に越冬限界ギリギリなので葉が傷んだり、寒い年には枯れたりすることもある。

 八重山諸島あたりまで行けば楽勝で越冬できるようで、原種のコウトウシランSpathoglottis plicata が道路の法面などで雑草化していたりする。しかし沖縄本島だとコウトウシランはどちらかといえばレアな植物だろう。(野生状態で見つかっているが、自生ではなく栽培からの逸出と言う説が有力)

 沖縄の一般園芸店ではこの属のランは、交配種も含めてざっくりと「コウトウシラン」と呼ばれている。「コウトウシランは沖縄では普通に売ってるよ」と言われることがあるが、原種はわざわざ殖やす業者がいないので販売品をあまり見かけない。交配種ぽい個体にplicataのラベルがついて売られていることも珍しくはない。

 本土でも日本産野生蘭の全種コレクションを狙っているような方は原種コウトウシランの栽培を試みているようだが、真冬でも強光と高温が必要になるので本土では維持が難しいようだ。

 逆に言えば強光と温度が確保できるなら栽培に難しい点はまったく無いのだが、順調に育てば育ったで草丈1mに達してしまって室内温室などに収めるのは難しい。大型温室を持っていて冬期20℃で管理しているような洋蘭愛好家が、コウトウシラン属のランを一鉢くらい育てていることはよくあるようだが、この属を積極的にコレクションしている方は日本国内にはほとんどいないと思う。一方で熱帯アジア諸国の園芸ブログなどを見てみると、種間交配によって「うわー凄い」と言いたくなるような園芸品種群が育てられていることが判る。

 しかし沖縄は別として、栽培不適地である日本にはこれらの品種はほとんど導入されていないようだ。まあその気になれば個人輸入も可能ではあるのだろうが、本土でこういうものを栽培しても労多くして益少ない気がする。

オキナワチドリの枯らし方(その5)

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 沖縄本島北部、オキナワチドリ自生地。

 定点観察に行ってみたら、未開花の実生がかろうじて数本残っていたが、開花株は一本も見当たらなかった。

 まあ「お前の自作自演だろ?」と言われても否定する材料は何も無い。いずれにしてもこういう事例がある以上、野生型のオキナワチドリを育てていると盗掘品を持っていると思われてしまう。「自分は違う」と主張しても、それを判断するのは他人である。交配育種して作った園芸系統でなければそういう疑いは払拭されない。

 沖縄の某展示会で、実名を晒して盗掘植えつけ鉢(作り込み品ではないのが一目で判る)を堂々と出品なさっておられた神経の太い方がいらっしゃったが、あの花は3年後に残っているのだろうか。

オキナワチドリの枯らし方講座を続ける。

 

8・個体差を考慮しない

 オキナワチドリには個体差というものがある。同じように育てていても、丈夫で毎年良く殖える個体と、虚弱で生かしておくのがやっとの個体がある。ネットで検索していて「何年も育てていますが栽培は簡単です」という説明がついているのは、おそらく前者。

 古くから栽培品として残っている個体の多くは奄美系で、低温耐性があって繁殖が旺盛な個体だけが生き残って増殖されている。そういう個体は雑に管理しても普通に殖えるし花も咲くが、そういう個体を基準にオキナワチドリの栽培を語るのはいかがなものか。加えて枯らした人はだいたい黙っているので、ネットにはほぼ成功談しか出てこない。いわゆる生存者バイアスである。

 「ランを育てるのは初めてだったのですけど、オキナワチドリの花を無事咲かせることができました」と喜んでいる方の多くは、さんざん説明してきたアレである。栽培歴数年以内の方の経験談はあてにならないのだが、知らない人が見ると素人でも育てられるくらい簡単なんだなーと思ってしまう。うん、チューリップって栽培簡単だよねー的な。

 きちんと育てたいならば、丈夫な品種を入手すべきなのは言うまでもない。野生個体でも栽培品として長く残っているものには淘汰選別済の丈夫な個体もあるが、平均としては交配実生のほうが丈夫な個体が多い。少なくとも沖縄産の山採りは初心者にはお薦めできない。

 ・・とは言っても交配実生はほとんど流通していない。ヤ◯オクでも年に数回出品される程度で、最近の交配品種はほとんど売りに出てこない。扱っている業者はあるのだが、ネット嫌いで店頭販売が中心だったり、儲けが薄いので積極的に販売していなかったりする。それらしい業者に直接電話をかけ、在庫確認する必要があるので購入するにも敷居が高い。検索すると山採り通販業者のホームページが先に出てきて、そちらでポチる人のほうが多そうだ。

 まあ管理人の経験上は、栽培欲を満たせれば品種なんかどうでもいいという人のほうが多いようではある。長期栽培も最初から考えておらず、栽培体験を楽しんだら満足して育てられもしない草友にあげてしまう。そうやって盗掘個体や、栽培者がほとんどいない希少品種が次々と消費されていく。

 が、考えてみれば園芸というのはもともとそういう娯楽だ。花が咲いている間だけ飾って楽しみ、気が済んだら処分する。庭植えで放任栽培できる樹木系は別として、鉢物というのは一般の感覚ではただの消耗品である。きちんと栽培しろと騒ぐほうが間違っている。

 「どうやったら育てられるんですか~~?」とか聞かれたとしても、親切のつもりで栽培方法を語ったりすると「腐れヲタクは一方的な知識マウントをコミュニケーションだと勘違いしていて痛い」と言われるので注意を要する。

 定型者が求めている「栽培情報」とは「他人が何に興味を持ち、何をしているかの情報」である。つまり栽培そのものにはそれほど興味はなく、それに関わる人間の行動を知りたがってい。誰がどういう植物を持っているか、それが他人にどう評価されるのかという話はしても良いが、植物の性質を語るのは無意味、あるいは迷惑がられる話題である

 誰かが育ててみたいと言ったとしても、それは栽培者の真似をすることで友好的に交流したいという社交辞令である。相手が(あるいはあなたが)何を目的としているのか勘違いしてはいけない。

 集団内で成功するには「他人の噂を集め、皆の背景を知って、好き嫌いを把握する」のが楽しい ーー 24時間365日、人間が興味対象になっている人のほうが有利である。ヒトよりもモノやコトに興味が向いてしまうと対人情報を探す時間が減って、社会不適合者になっていく。

 定型者にとって最も重要なのは群れに帰属することであり、他人の共感を得られないタイプの「こだわり」や「思い入れ」を持つと周りから浮いてしまう。一般社会で必要なのは「ファッション」である。手に入れた衣服が他人からどう評価されるかは重要だが、服飾史や制作技術まで知る必要はない。他人に見せるキラキラした園芸活動は好むが、植物自体に対する知見は求めていない。

 あなた自身が定型的な価値観なのか、それとも社会に不向きな人なのか、その立ち位置はよく自覚しておいたほうが良い。

 

9・休眠したあと存在を忘れる

 オキナワチドリは晩春になると葉が黄変枯死し、地下の球根のみで越夏する。球根がもともと小さく軟質なので、休眠中に水やりを忘れて完全に乾燥させてしまうと干物になる。かといって水をやりすぎると蒸れて腐ってしまう。運が良ければ屋外放置で雨にあたっているだけで偶然に夏越しに成功することもあるが、そのまま植え替えないで二年目の花を咲かせてしまったら、もう手遅れである。

 鉢植えのまま涼しい日陰に移して越夏させるのが良いか、それとも鉢をあけて球根をひろいあげ半乾きのミズゴケなどと一緒にチャック付きポリ袋などに入れて保管しておくのが良いのか。どの程度まで水を与えるのがベストなのか最適解については一概には言えず、いろいろ工夫して試してみる必要がある。(たまに冷蔵庫に入れたという方がいるが、温度が下がると活動を再開する植物を休眠期に冷やしてどうする)

 この時期に存在を忘れてしまってそのまま枯らしてしまう方も多いようだが、あまりにも初歩的な失敗なので黙して語られないことが多く、発生率については定かではない。まあほとんどの方は、わけのわからない管理を何年も愚直に続けていくほどの思い入れを持てないだろう。というか、定型者なら持たないように生まれついているはずである。

 結論としてオキナワチドリは既知外 相当に育てる人を選ぶ。栽培技術よりも育てる人の異常度 性格が長期栽培できるかどうかを決めている。

 野生蘭マニアは一度ぐらい育ててみるようだが、10年以上も育て続けている例は100人に1人いるかどうかという印象だ。むしろ中途半端に栽培知識のあるベテランのほうが舐めてかかって衰弱死させている感すらある。

 希少なランを栽培下で保全します?・・能書きだけの虚言は聞いていて虚しい。地生蘭としてはむしろ維持しやすいオキナワチドリですら次世代まで残せない栽培者に、何ができる? 

 野生種の遺伝子保全には同じ個体群から十株単位で系統保存する必要があるが、同じにしか見えない野生並花に個体番号をつけて、系統管理している趣味家がどこにいる?

 特定個体群から個体寿命に限界のある1個体(ウイルス感染などがあるので耐病性が低い種類だと永続的には栽培できない)だけ抜いてきて、それが保全になるとでも?(実生更新は別株と交配しないと、近親交配で世代を重ねるほど弱化してきてそのうち絶える)

 結局のところ、ほとんどのランは栽培しても命の消費しかできない。自生地が消滅しつづけていても、法に触れなければ(極限状況になって「種(しゅ)の保存法」などで規制がかかるまでは)消費栽培を止める手段は存在しない。

 規制されていてもバレなきゃいい、非規制種なら山採りでもいい、商業生産品なら良し、いや難しいものはやめておこう・・是非の基準は栽培者によって違うだろう。その線引きは各自のご判断におまかせするしかない。

 最後になるが、今回の一連の記事では栽培時の諸条件、たとえば生育中の潅水については詳しく触れていない。無菌播種、植物組織培養、ラン菌共生培養、遺伝子解析などの技法や参考文献、外注委託先・・本気で入れ込むなら知っておくべき情報は山のようにあるが、そういう「育て方」はここでは一切語らないでおく。自分の作場の最適解をまだ見つけていない方に、他人の答えを見せても惑わすだけだろうから。

(関連記事は最上段タグ「オキナワチドリの栽培」をクリックしてください)