2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
from Yunnnan,China. 雲南省産のダイサギソウの混じり物として入荷したハベナリア。栽培はダイサギソウに準ずる。ダイサギソウと同様に無交配で単為結実し、無菌培養も容易。 タイ産の同種と思われるものも育ててみたことがあるが、熱帯アジア産のものは寒が…
in Botanical Garden. リュウキュウスズカケ。奄美と沖縄の固有種だが、沖縄ではほぼ絶滅に近い。 個人が栽培開花させて地方紙に載ったことがあるが、はっきり言って山野草愛好家であれば枯らすほうが難しいくらい丈夫。実生も容易。ただし成株だと茎長が1…
(Habenaria medusa X Hab.rhodocheila complex sp 'PINK') X Hab.medusa. ハベナリア「桜」にハベナリア・メデューサを戻し交配したもの。 外見がほぼメデューサに戻ってしまっており、交配して作る意義を感じない。 別の原種ハベナリアを交配して三元交配種…
sister plants of 25/09/2015 昨日の個体の同交配姉妹。こちらは父親に似てかなり色が濃くなったが、花が平開しない特徴も受け継いでしまった。 ナリヤランは花は綺麗だが、1~2日で花がしぼんでしまうので鉢花として流通できない。そのため園芸化をめざして…
Arundina gmaminifolia alba X Aru.sp.'Myanmer Red Dwarf'. ナリヤラン「中型・半耐寒性・純白」×「矮性・非耐寒性・濃色」 実生初花は手乗りサイズでかわいい。普通のナリヤランだと、この大きさでは咲かない。 一般のナリヤランはわりと寒さに弱く、本土…
seedling. from Amami island, Kagoshima pref. Japan. シマシュスラン。奄美産の種子をもらって無菌培養で育てた個体。 シュスラン類は「ジュエルオーキッド」という呼称でテラリウム栽培がプチブームになっているが、栽培が容易ではないので人気は継続しな…
form ʻVariegata' spore cultivation. from Okinawa island,Japan. リュウキュウイノモトソウ地模様型、幼株。このタイプは野生ではきわめて希少で、植物園の絶滅危惧植物増殖プロジェクトに名前が出てきたりする。が、変異個体群が珍しいだけで、基本種(青…
Habenaria aff. militalis X Hab.janellehayneiana ハベナリア・ロドケイラ種群の交配種。両親の個性を打ち消しあっている感じで、あまり感動が無い。 近縁種の交配種は雑種強勢で作りやすくなることが多いが、このグループの栽培においては栽培温度や湿度の…
unknown species from nursery. シノルキスsp. 某趣味家が個人輸入したもので、一般には流通していない。 花時はかわいいが、花後に葉が長く伸びて草姿が乱れる。 乾燥地域の産なのか高湿度に弱く、雨天が続くと雨に当てていなくても葉先が腐りはじめる。雨…
from Thai. ハベナリア・ロステリフェラ。タイ産の地生蘭。日本にはごく稀に、数えるほどの少数のみ輸入されており、まとまった量が販売された事は無い。 作りこみ品は見たことがない。山採り泥付き状態のしなびた球根、もしくは根がブチ切れまくった腐りか…
from Taiwan. 玉蜂蘭。ネバリサギソウという和名があるが、粘ったり根が張るような性質はなく、名前の由来はよくわからない。 台湾の高地に自生し、寒さにはそれほど弱くないが、やや暑がる。そのため沖縄では栽培が難しい。この種に関してはむしろ本土のほ…
Amitostigma lepidum X Ami.keiskei in flask. オキナワチドリ大点 × イワチドリ紅一点。 フラスコ内での開花。性質は虚弱で、フラスコから出したら生きているかどうか疑問。
Habenaria ericmichaelii X hab.rhodocheila complex sp.(11/09/2015) ハベナリア・エリミカエリ(ピンク・ロドケイラという俗称で流通している個体群)に昨日の花を交配した実生。
from Thai. ハベナリア・ロドケイラ種群の一種。 葉は緑色の無地で、花弁は唇弁と異なる色(緑色)。球根はウチョウランなどに似た細長い形。 画像個体は、ロドケイラとしては多少は耐寒性がある。(比較的まし、という程度で寒さには弱い)また、ある程度は…
from Grande Comore. シノルキス・ファスティギアタ。マダガスカルおよび近在の島々(セーシェル諸島、マスカリン諸島、コモロ諸島)に分布する地生蘭。 個体寿命はそれほど長くないが、無交配で勝手に単独結実し、ネジバナ並みに自然実生が生えてくるので系…
from Vietnam. ハベナリア・ロドケイラ種群の一つ。 葉にウズラ斑状の地模様があり、花弁は唇弁と異なる色(緑色)。草丈50cmぐらいになる大型種。球根はウチョウランなどと同様の細長い形。 同じ特徴をもつ種類で、唇弁が朱赤色になる個体群(militaris型)…
Habenaria rhodocheila X Hab.rhodocheila complex 'PINK' ハベナリア・ロドケイラ X ロドケイラ系sp「ピンク」 (追記:花粉親は2017年に Habenaria janellehayneiana として新種記載された) http://orchideen-journal.de/permalink/OrchideenJournal_Vol5…
Habenaria rhodocheila X hab.xanthocheila ロドケイラ系オレンジ×黄色。見事なぐらい中間色になった。 ロドケイラグループ内での交配種には稔性があるので、さらに交配を進めてF2以降での分離を狙い、多種多様なパステルカラーの交配群を作出することも可能…
from Thai. タイ産ダイサギソウ。ダイサギソウは産地によって花型や性質が異なり、日本本土産、沖縄産、東南アジア産の各系統は、栽培上はほぼ別種として扱う必要がある。 東南アジア産は生育期間が長く、一年を通じて高温に保つ必要があり長期栽培は難しい。
Amitostigma lepidum X Ami.keiskei オキナワチドリ無点×イワチドリ。フラスコ内で開花。 この交配でできた個体は性質が虚弱で、フラスコから出すと枯れると思われる。 parents 交配親。
Habenaria medusa X Hab.dentata 'Hakuho-Jishi' ハベナリア・メデューサ X ダイサギソウ獅子咲「白鳳獅子」系。 ダイサギソウの「獅子咲き」(側萼片が唇弁化する変異形質)はサギソウの「飛翔」と同様に優性遺伝する。種間交雑実生の場合にも画像個体のよ…
tetraploid seedling, blotch form. オキナワチドリ4倍体。(DNA量測定により確認済) 4倍体は大輪になる、という印象があるが、オキナワチドリの場合はむしろ標準花と比べて花の大きさが縮んでしまう。肉厚で面白い雰囲気にはなるが、繁殖率も良くない…
from Yonaguni island, Okinawa pref. Japan. ヨナグニイソノギク。沖縄県与那国島の海岸崩落地の固有植物。 崖崩れでできた裸地に種子が飛び込んで生えてくる。多年草だが、結実するとそのまま枯死してしまうことが多い。新しくできる崩落地を探してさまよ…