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Adenophora triphylla var. insularis

 

from Okinawa island, Japan.

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リュウキュウシャジン。ツリガネニンジンの南方変種。個体変異が大きく、イメージが一定しない。

画像は放置してあった枯れ鉢に種子がとびこんで咲いたもの。草玉を作ろうと思って育てたものではないが、偶然に良い感じになっていたので撮影。無肥料でほぼ雨水のみの過酷な環境だったので栄養失調でひどく小型化しているが、そのわりに花付きが良い。意図的にこういう感じに作ったなら自慢もできるのだろうが・・。

自生地でも稀に草丈10㎝程度で咲いている個体があり、「おお!素晴らしい矮性系統!」と思って種を採ってきて播くと草丈50㎝になったりする。本種の場合、大事に育てると大型になりすぎて間延びした姿になり、山野草基準での観賞価値が大幅にダウンする。採種増殖が目的であれば真面目に育てるにこしたことはないが、丈夫な植物は「いじめて作る」ほうが良い感じに仕上がることも多いようだ。

言うまでもないが、デリケートな野生蘭はその感覚で育てるのは問題外。一時的に山野草的な姿に仕上がっても、そのあと力尽きて永眠してしまう。全力で過保護にしてようやく育つような植物の場合、「普通の育て方」はものすごい虐待栽培に相当する。

とはいえ愛好家の中には、最初から長期栽培は眼中に無く、使い捨て園芸にしないための工夫を何もしていない方も少なくないようだ。考えてみれば一般花卉では花が終わったら捨てるほうが普通。しかし野生蘭の場合、商業生産品ではな(以下略)

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普通に育てると大型化するが、これはこれでガーデニングプランツとしては秀逸かもしれない。