海マリモ

沖縄島固有の希少植物、クビレミドロ Pseudodichotomosiphon constrictus

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海藻の一種だが、緑藻でも紅藻でも褐藻でもないクソ珍しい植物。知人は海マリモと呼んでいるが、マリモとは縁遠い。

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絶滅が危惧されているため人工培養法が研究されているが、報告書を読んでみると個人では取り組む気にもならないほど育てるのが面倒臭い。まあこういうものは一般人は野外で観察してフーンと感心しておく以外に何もできない。

 

 強烈な日照と清浄な海水、適度な流れがあって泥が沈殿せず、それでいて波で荒れることもない綺麗な砂の浅瀬、つまり今の沖縄ではものすごい勢いで消失しつつある特殊環境に局所的に残存しているにすぎないので、いつまで観察できるか非常に怪しい。このへんはまあ、沖縄の開発と土木利権がとんでもなくアレで、しかもコロナで将来性がポシャって自然環境保全も開発計画も両者共に焼け野原、県民の得になる要素が何一つ残ってないんですが、という話になってくるのだけれども、精神的によろしくないのでやめておく。

 

 沖縄には淡水エビの筋肉に寄生するマリモの親戚とか、陸封化されたアオサ属とか、昔は食用にされていた淡水モズク(紅藻)とか、生物好きが聞いたら「え、そんなのいるの?」と食いつきそうな藻類も多いのだが園芸ブログとは無関係な連中なので省略。お暇な方はググってみると視野が広がると思う。