Portulaca okinawensis

from Okinawa island, Japan.

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オキナワマツバボタン奄美・沖縄の固有種で、園芸種のマツバボタンポーチュラカの近縁種。

強い日差しと高気温で良く育つ。夏は旺盛に分枝生長し、枝先を切ってさし芽をすればいくらでも殖やせる。気温が下がると葉がボロボロと落ち、茎の先端から溶けるように枯れはじめる。沖縄であれば葉が残っている状態で冬を越せるが、冬期に10℃前後が長期間続けば地上部と細根が全部溶け、主根と、わずかな新芽だけの状態にまで追い込まれる模様。本土では真面目に温度管理し、十分な光量を当てていないと完全に腐って無くなってしまうそうだ。

一日花で、しかも晴天の日の午前中しか花がきれいに開かない。花つきが良い植物でもないので園芸的価値はほとんど無い。それゆえ業者が販売することは無いが、ごく稀に奇特な栽培者がオークションなどに出品していることがある。

 

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こちらは実生から育てた株を移植のために堀りあげたところ。地下の根がゴボウ状に肥大する。自生個体だと珊瑚石灰岩の隙間に食い込んでいるので、掘り取るのは難しい。(挿し芽が容易な多肉植物なので、園芸目的であれば根ごと採取する必要性は無い)