Amitostigma’s blog

野生蘭と沖縄の植物

Amitostigma lepidum 'Hatsu'

variegated leaf.(almost normal)

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オキナワチドリ斑入り「初」。師匠の野生選別個体で、品種名の由来は「他品種よりも開花が早く、シーズン初の開花になることもあるから」だそうだ。

斑入りといっても葉先に少し入るだけで判りにくい。肉眼だとかろうじて斑入りに見えるが、撮影画像では青葉にしか見えない。画像処理でコントラストを上げてみたがやっぱり不明瞭。

 

flower.(standard of Okinawa island.)

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こちらが花。「沖縄諸島個体群の標準的サンプル」として使用できるぐらい普通。とはいえ交配選別個体ばかり見ていると暑苦しくなって飽きてしまうので、ノーマル個体も必要。

言うまでもないが、並花で良いのなら自生地で見る姿がベスト。栽培品よりも野にある姿のほうが美しい。しかし沖縄本島では住宅街から片道2時間かかるような場所にしか残っていない(しかも1年たつと自生地ごと無くなっていたりする)ので、自生地で見れば良いなどと気軽に言える状況ではなくなっている。