in habitat.
Okinawa island, Japan.
オキナワテンナンショウ、実生2~3年サイズの幼株。自生地にて。
沖縄本島のごく一部、石灰岩の露頭があって樹木が生育しづらい疎林に生える。自生地は登山道から離れた山奥で、個体数も恐ろしく少ないらしく、案内人無しで見るのは不可能に近い模様。
山は急傾斜であちこちに石灰岩カルストがナイフ状に切り立っており、うっかり転んだらそれだけで命が危ない。猛毒蛇ハブの巣窟でもあり、管理人のような年寄りが単独で入山したら、見られるとか見られないとかいう以前に生きて帰れない。
この時は大学の先生の学術調査にくっついて途中まで行ったが、開花株があるという場所まで気力体力が続かず脱落。半日かけてどうにか一本だけ見られた未開花株がこれ。言うまでもないが写真を撮っただけで採集はしていない。
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