Juniperus taxifolia var. lutchuensis

from Okinawa island.

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管理人宅植栽、オキナワハイネズ雌木・・だと思うが、本土産のハイネズと酷似しており、正直なところ同定には自信が無い。

20年以上前に沖縄本島北部の海岸に自生していた個体から果実を採ってきて、自宅で実生育成したもの。なので自生系統だと思うのだが、親株が野外逸出したハイネズだった、という可能性も無いとは言えないので断定は避けておく。間違っていたらご指摘いただきたい。

オキナワハイネズは、針葉樹がほとんど無い沖縄において例外的に自生するヒノキ科ビャクシン属の低木。海岸の岩場などに生え、横に這うように伸びて背が高くならない。グランドカバー樹木として秀逸なので、沖縄では造園業者などが増殖苗を庭園に植栽していることがあるが、全国的に見るとハイネズのほうが販売流通量が多いようだ。

沖縄ではそれほど珍しい樹木ではなかったらしいが、沖縄本島では開発によって自然海岸がどんどん消失し、残っていたオキナワハイネズも盆栽素材として掘りとられたりして無くなってしまった。周辺の離島では普通に見られる場所もあるらしいが、沖縄本島では野生個体は探してもほぼ見つけられない。ごく稀に、人が近寄れない断崖に1本だけポツリと生えているような事もあるが、ほぼ絶滅状態と言って良いのではないかと思う。寂しいことではある。