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Cirsium brevicaule

in Okinawa island, Japan.

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シマアザミ。本土に分布するハマアザミの沖縄型。

白花は珍しい・・と本土の方は思うようだが、沖縄本島の個体群はほとんど全部が白花。ネットで情報収集してみたところハマアザミ類は本州から九州、奄美までは淡紅色~ピンク色が基本で、徳之島や与論では白がほとんど、宮古島ではピンク、八重山諸島では淡紅色が多いようだ。

これらを別種として分類するか、同種内での変異とみなすかは諸説あるらしく、DNA解析でもしないと判断できないので詳しい分類は学者先生におまかせしたい。現在のところ本州・四国・九州の個体群をハマアザミ、鹿児島から屋久島・種子島がオイランアザミ、吐噶喇列島・奄美諸島沖縄諸島がシマアザミ、宮古八重山諸島をイリオモテアザミとして分類しているのが主流だろうか。

ちなみに食用として秀逸。独特の香りがあるので春菊やゴボウが苦手な人は駄目だろうが、個性を生かして上手に調理されたものは非常に美味しい。ただし生植物に強烈なトゲがあり、食べられるようにするまでが容易ではない。「こいつを食う!」という強い意志が無いと採取段階で挫折する。

一部の集落で伝統行事の食材になっているが、食用として日常的に使うのは労力と釣り合わないようだ。