Sweets made from Benincasa hispida

traditional sweets of Ryukyu kingdom, Okinawa.

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琉球銘菓「冬瓜漬」。ウリ科のトウガンの実を黒糖蜜で煮込んだお菓子。

トウガン:http://www.dee-okinawa.com/topics/2012/04/10/tougan07.jpg

上記リンクの画像はオキナワトウガンと呼ばれる系統で、実の表面に白い粉がふかず光沢があるのが特徴。

日本では一般的にトウガンは野菜として利用されているが、中国文化圏ではトウガンを砂糖漬けにしてお菓子にもする。冬瓜漬は琉球王朝時代に中国文化の流入により作られるようになったようだが、インドカレーと日本のカレーが別物であるように、似て非なる食べ物に分化している。

トウガンはウリ科特有の青臭さがあるので普通に砂糖で煮ただけだと美味しくならないが、このお菓子は秘伝の製法で野菜臭さを感じない仕上がりになっている。作るのがものすごく面倒だそうで、現在も作っているのは老舗の菓子舗一軒だけ。脂肪分ゼロなので若い頃には美味しいと思わなかったが、年寄りになってからは大好物。

ちなみにトウガン(冬瓜)という名前は「夏に収穫した果実が冬まで保存できるから」というのが定説。本当に冬まで持つのかやってみた実験があった。

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熱帯植物なので、冷蔵庫に入れたものは凍死してミイラになった模様。