Amitostigma’s blog

野生蘭と沖縄の植物

Bletilla formosana

from Taiwan.

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アマナラン。知人から株分けしてもらった花色が比較的濃い系統で、赤花アマナランという名前で売られていたとか。

昨日のチャボシランの親は、こういう感じの花であるらしい。画像の花をシランと交配すると花色はほぼ同じものができるそうだ。ただ草丈はそこそこ大きくなるそうで、「チャボ」を作るには高地型の小型アマナランを親に使う必要があるようだ。

アマナランはラン科としては丈夫なほうだがシランほど強健ではなく、鉢植えにして真面目に世話をしないと衰退して駄目になる。沖縄は交配種の洋蘭が(丈夫なものなら)庭植えや庭木付けで放任栽培できてしまう地域なので、地味な原種蘭をわざわざ育てたがるような人は少数派である。アマナランも沖縄で栽培している人はかなり少ないと思う。