Amitostigma lepidum 'Kunjyan-no-Homare'

wild correct in Higashi Village, Okinawa island, Japan.

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オキナワチドリ野生選別個体「国頭の誉」。国頭(くにがみ、くんじゃん)は沖縄本島北部地域のこと。亡き師匠が20年以上前に選別増殖した品種

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花のアップ。野生個体と思えぬ円弁花で、草丈が伸びにくく、性質は比較的丈夫で増殖率も良い。「野生由来株では最も優れた個体」とまで言われており、大輪系の交配実生のほとんどにこの品種の血が入っている。ウチョウランで言うと「仁王」のような存在。

並物以外で何か育ててみようか、という時にチョイスされる代表的品種なので、育てている人もそこそこいるようだ。しかし花色などが比較的地味で、一般園芸家に対するアピール性に欠けるため新規の栽培参入者が少ない。またオキナワチドリの場合、大輪系はきちんと世話しないと花が痩せ細って並花と大差なくなってしまうという欠点があり、うまく作りこなせないと栽培する意欲が失せてそのまま枯らしてしまう人もいるらしい。そのため古い品種ではあるが今一つ普及していない。