from Ishigaki island, Japan.
石垣島みやげ、オオタニワタリのピクルス。一時期はア〇ゾンの通販でも扱っていたが、現在は入荷していない模様。
オオタニワタリ類は厳密には何種類かに分類されるようだが、見分けがつきにくく味も同じなので一括して「オオタニワタリ」と呼ばれていることが多い。
沖縄本島では大型個体を見かけないので食用にはしていないが、八重山地方では山菜として好まれる。民宿の庭先に巨大なタニワタリが植栽されていて、観葉植物かと思ってよく見ると新芽の先端が無くなっており、晩のオカズに天麩羅になって出てきたりする。観光客相手の居酒屋でアダンの新芽と共に定番メニューになっているので、現地に行けば食す機会は多い。アスパラガスとワラビを足して２で割ったような食感で苦味やクセが無く、誰でも食べられる素直な味である。
生育が遅くて生産量が限られるため一般流通はしていないが、値段を考えなければ産地直送野菜として通販で入手可能。ただ、美味しくはあるが強烈な個性には欠けるので、取り寄せてまで食べている人は少ないだろうと思う。
