Terrestrial orchids

Chloraea chrysantha

from Chile. 知人宅で栽培されている南米チリ産の地生蘭。クロラエア・クリスタータというインボイスネームで輸入されたそうだが、クロラエア・クリサンタではないかと思う。 www.chileflora.com 全体像。上画像の背後の四角いタイルの一辺がちょうど30㎝、…

Nervilia nipponica

from Okinawa island, Japan. in flask propagation. 沖縄本島産ムカゴサイシン、フラスコ実生。某研究者が研究材料として採集してきた果実を強奪し、サヤの中に入っていた種子を培養したもの。 bloom in flask. フラスコ内での開花。沖縄本島には「ムカゴサ…

Amitostigma hybrid.

Amitostigma lepidum X Ami.pinguiculum. オキナワチドリ大点花(冬緑性) × 中国大花チドリ(春~夏生育型)。昨年の画像と別個体。 この個体の出芽時期はオキナワチドリとほぼ同時期(個体によって差があり一斉には咲かない)だったが、出芽後にすぐ開花す…

Habenaria rhodocheila complex hybrid.

Hab.rhodocheila complex 'Small Flower' X (aff.militaris X (rhodocheila X other rhodocheila)) ハベナリア・ロドケイラ種群内、4系統を使った交配個体。丈夫で分球率の高い小輪個体に、比較的花色の良い個体をかけてみた。花型はあまり良くないが、花色…

Habenaria Jiaho Yellow Bird

Habenaria rhodocheila(orange) X Hab.medusa ハベナリア・ロドケイラ×メデューサ。管理人交配個体。 ロドケイラ系とメデューサの交配は各国で散発的に作出されている。サンダーズリスト(ラン科植物交配登録)では、ロドケイラ×メデューサは台湾の佳和蘭園 …

Habenaria rhodocheila complex hybrid.

Habenaria xanthocheila X Hab. erichmichaelii. ハバナリア・キサントケイラ(黄色)× エリミカエリ(ピンク)。色がやや淡いことを除けば、ロドケイラ種群のオレンジ個体群とほとんど区別がつかない。オレンジは赤系と黄色系の重ね色だと解釈して良いのだ…

Habenaria linearifolia

seedling from Nursery. オオミズトンボ。 昨日のオオスズキサギソウ(仮称)と同じ場所で栽培されていた。某業者さんが北関東産の個体から実生増殖し、数年前から販売している系統だそうだ。 沖縄では言うまでもなく栽培不可能だが、本土であっても育成は非…

Pectabenaria 'Unregistered'

Pecteilis radiata X Habenaria linearifolia サギソウ×オオミズトンボ(別名サワトンボ)。某植物園のバックヤードで撮影。沖縄では自然気候下で栽培できない植物の一つ。 サギソウとミズトンボの交配種であるスズキサギソウ(Pectabenaria Yokohama: Pectei…

Spathoglottis X parsonsii (with Thrips.)

in Orchid show. スパソグロティス・自然交雑種パーソンシー。某蘭展にて撮影。 フィリピンで常緑種コウトウシランSpathoglottis plicata と落葉種Spa. vanoverberghiiの混生地に見つかるランだそうだ。ただし栽培流通品は日本のエビネと同様に交配親が判然…

Bletilla hybrid

Tri-Lips unknown hybrid. シラン系交雑種・酔白・三蝶咲き。作場の枯れ鉢の中から生えてきた自然実生だが、これと似た品種を栽培していた記憶が無い。 交雑種が親だと実生後代で形質分離し、いろいろな色や形の子供ができてくる。そのため外見的特徴から親…

Bletilla striata 'Tri-Lips'

seedling from Nursery. シラン三蝶咲き。花弁が唇弁化した突然変異個体で、初めて発見された時にはマニア達が大騒ぎだった。当初は超希少品で、入手したければ業者に予約して順番待ちしなければならなかった。その後に増殖が進み、現在ではホームセンターな…

Tuber of Diuris alba

seedling's new tubers. 試験的に掘りあげてみたディウリス・アルバの球根。しなびて茶色くなっているのが昨年度の球根、白くてみずみずしいのが今年できた新球根。あまり作上がりはしていないようだが、作落ちもせず現状維持という感じ。地生蘭の中には開花…

Bletilla hybrid

unknown grex seedling. シラン系実生。栽培場に放置してあった枯れ鉢から勝手に生えてきた。純粋なシランではなく小白笈系の小型種の血が混ざっていると思われる。チャボシラン(シラン×アマナラン)が親ではないかと推測しているが、正解は不明。 管理人の…

Bletilla ’Coerulea’

Bletilla striata 'Murasaki-shikibu' wild correct in Japan. シラン「紫式部」。俗に「青花シラン」と呼ばれる野生選別の色彩変異個体。発見当時は新色発見として大騒ぎになり、バブルの頃でもあったので恐ろしい値段がついた。その後は増殖が進んで価格も…

Amitostigma pinguiculum

from China. 中国大花チドリ。オキナワチドリと同様に、栄養状態によって開花時の花の大きさが変わってくる。栄養繁殖率は悪くないが、全体に軟質で腐りやすく長期維持は面倒。

Bletundina 'Miyako-shirayuki'

Bletilla striata X Arundina bambsifolia(graminifolia) propagate by Mr.Y.U@Miyazaki pref., Japan. ナリヤシラン「都白雪」。宮崎の業者さんの作出品で、シランとナリヤランの交配種。 シランの属間交配種と言われるものの中には、単為発生由来と思われ…

Arundina graminifolia

seedling. ナリヤラン実生初花。花弁が平開し、淡色で上品な色合い。

Calanthe discolor var. kanashiroi.

from Okinawa island. カツウダケエビネ。ジエビネの南方変種で、外見的にはジエビネと大差が無い。耐寒性が高くないので、冬に凍結する地域では屋外越冬できない模様。 一般には花に香りがあるとされている。しかし香気成分が特殊らしく、人によって匂いの…

Microtis unifolia

from Nursery. ニラバラン。「外国産の珍しい地生蘭の球根」として某業者に入荷したもの。どんな花だろう?とワクワクしながら育ててみたらこれだった。 ニラバランは南方系の冬緑性地生蘭で、九州以北ではきわめて稀。日本では15の都道府県で絶滅危惧種リス…

Bletilla formosana

from Taiwan. アマナラン。知人から株分けしてもらった花色が比較的濃い系統で、赤花アマナランという名前で売られていたとか。 昨日のチャボシランの親は、こういう感じの花であるらしい。画像の花をシランと交配すると花色はほぼ同じものができるそうだ。…

Bletilla hybrid.

from Nursery of Japan. シラン系交配種、通称チャボシラン。ガーデンセンターで購入した。シランBletilla striataとアマナランBle.formosanaの交配種と思われるが、シラン系の交配種はどこでも交配記録をつけずに販売されているので、両親がどんなランなの…

Diuris alba

from Australia. ディウリス・アルバ。白花変種ではなく、そういう学名の基本種。 オーストラリア原産の冬緑性地生蘭で、某業者からまとめて購入した。 こちらは唇弁の斑紋が少ないタイプ。側愕片が長い。 こちらは唇弁が全体に染まるタイプ。側萼片が比較的…

Bletilla sp.

from China. 中国産の「小白笈」の一種。黄花小白笈Bletilla ochracea と 白花小白笈 Ble.formosanaの交雑種ではないかと思う。Bletilla属は日本の春咲きエビネと同様、混生地域では複雑に交雑しまくっているので、DNA解析でもしてみないとどの種類が混ざっ…

Bletilla striata

in Okinawa island, Japan. ガーデンセンターの販売品。見ての通り普通のシラン。 が、沖縄ではどこで見てもシランの草丈が低く、時にはダルマシランと呼びたくなるぐらい背の低いものも見かける。本土のものとは系統が違うのかと思っていたが、本土の卸問屋…

Pterygodium alatum

from South Africa. プテリゴディウム・アラツム。南アフリカ産の冬緑性地生蘭。某業者からPterigodium catholicumの種子として購入したものを無菌培養したらこの花だった。 Pte.catholicumはきわめて少数だが国内で苗が販売されたことがあり、栽培難易度は…

Zeuxine strateumatica f. rupicola.

in Habitat. Okinawa island, Japan. チクシキヌラン、沖縄本島にて。 唇弁の先が丸くて2裂するものをキヌラン、尖るものをチクシキヌランとして分類するそうだが、両者が混生していたり中間タイプがあったりするのでよく判らない。 生活史は腐生蘭に近い。…

Habenaria hybrid

Habenaria (medusa X dentata) X rhodocheila. ハベナリアの三元交雑種。ハベナリアは別種との交配親和性が低いので、交雑種は不稔になることが多い。少しは稔性があって次世代以降ができたとしても、画像のような遺伝子異常と思われる変な花になったりする。…

Amitostigma pinguiculum

from China. 通称、中国大花チドリ。以前から何回もブログに登場しているが、酷暑が続くと落葉休眠してしまう半夏眠性の地生蘭。沖縄だとさすがに気温が高すぎて、普通に栽培するのは難しい。秋から冷蔵庫に入れて低温処理し、冬のうちに外に出して開花させ…

Satyrium pumilum

seedling. サティリウム・プミルム。 南アフリカ南端、ケープ地方の乾燥地域が原産の冬緑性地生蘭。ユニークな草姿だが、この植物の標準的な姿で、ダルマとかチャボとか呼ばれる矮小個体ではない。最近流行している呼び方で言えばビザールプランツ(笑)。花…

Amitostigma lepidum 'unnamed'

selected seedling. オキナワチドリ実生選別個体(未命名)。 画像の株は花蕾が5個ついている成熟株だが、全体に肉厚で肥培しても大型化しない。4倍体ではないかと疑っているが、余裕がなくて検定交配していない。沖縄本島産のオキナワチドリの花は地色が白…

Seeds of Habenaria.

Hab. dentata 'Hakuho-Jishi' X self. ダイサギソウ「白鳳獅子」系、自家受粉種子。有胚率は比較的良好。 ハベナリア類は一般的に個体寿命が短かく、分球率も低いので系統維持には実生更新が必須。ところが大部分のハベナリアは近交弱勢が激しく、自家受粉だ…

Amitostigma hybrid.

Amitostigma lepidum 'Tetraploid' X Ami. pinguiculum. オキナワチドリ4倍体×中国大花チドリ。2倍体を母親にした交配よりも多少は丈夫。

Tubers of Amitostigma pinguiculum.

2nd Years tubers of flask propagation. 中国大花チドリ。異株交配実生、無菌培養2年目。生育が遅いので発芽してから2サイクル培養しないとフラスコから出せる大きさにならない。 1 Year after deflask. harvested 91 small tubers. select big tubers an…

Habenaria dentata

flask propagation. from Kyusyu island, Japan. 九州産ダイサギソウの無菌培養。九州以北(九州、四国、紀伊半島など)の個体群は沖縄産に比べて生育サイクルが早く、採り播きすると年内に発芽してしまって冬期の温度管理が面倒臭い。ガッツリ加温して1年…

Tuber of Habenaria hybrid

Habenaria rhodocheila X (Hab.medusa X Hab.dentata) look like Hab.dentata. ハベナリア・ロドケイラに(メデューサ×ダイサギソウ)の花粉をかけた交配種の球根。フラスコ出し2年目。ロドケイラの球根は扁平なイチョウイモ型だが、この交配種の球根はダイ…

Habenaria sp.

from South Africa. 南アフリカ産ハベナリア。Habenaria cornuta の誤品で導入されたもので、種名は確定できていない。昨日のaff.schimperianaの近縁種と思われ、並べてみないと区別がつかないぐらい似ている。 しかしこちらのほうは暑さを嫌い寒さに弱く、…

Habenaria aff.schimperiana

from South Africa. 南アフリカ産のハベナリア。類似種が非常に多く、正確な種名が絞りこめない。国内ではアフリカサギソウという商品名で販売されたことがあるようだが、栽培している人をまったくと言ってよいほど見かけない。 栽培は難しくない、というか…

Habenaria hybrid

Habenaria ciliolaria X Hab. medusa. 台湾産の玉蜂蘭(ネバリサギソウ)と東南アジア産メデューサの交配種。メデューサは節操なく何にでもかかるので交配親としては非常に秀逸。

Habenaria hybrid

Pecteilis radiata X Habenaria medusa. サギソウにハベナリア・メデューサを交配したもの。同交配を宮崎の業者さんが作出して販売していた事がある。画像個体は耐寒性、増殖率ともにメデューサのほうに近い。沖縄の夏には耐えるものの性質虚弱で栽培しづら…

Wooden craft

Paphiopedilum made by Cherry wood. 某所にての展示品。 鈴木鳳峯氏作、山桜を使った木彫。専門外なので種名がわからない。

Habenaria natural hybrid

Pectailis radiata X Habenaria sagitiffera from Akita pref. Japan. cultivate in Chiba pref. Japan. 参考例としてスズキサギソウ。サギソウとミズトンボの自然交雑種。和名は昭和時代に栽培名人として名高かった鈴木吉五郎翁(故人)が育てていたことに…

Habenaria medusa

from Thai. ハベナリア・メデューサ。Habenaria myriotricyaという名前でも流通している。ハベナリア属でもトップクラスの美花なので流通量は比較的多い。 栽培容易と紹介されていることがあるが、まあ花を咲かせるだけであれば、熱帯産ハベナリアの中では容…

Habenaria lindleyana

from Thai. ハベナリア・リンドレヤナ。散発的に少数が輸入されて流通しているが、入手しにくい。 栽培難易度は熱帯系ハベナリアとしては普通。生育適温が30℃以上なので、生育期間中に25℃以下にならないようにするのがコツ。実生する場合はハイポネックス培…

Pterostylis sp.

from Australia. Pterostylis erectaという商品名で販売されていた系統。正式な種名は調べてもよく判らなかった。未開花個体はロゼット状で、開花個体は球根から茎が立ち上がって葉がつく2形型。佃煮のように殖えるタイプだが、この種類もあまり普及してい…

Habenaria hybrid

Habenaria medioflexa X Hab. dentata 'Hakuho-Jishi' タイ産のハベナリア・メディオフレクサに沖縄本島産ダイサギソウ獅子咲き(「白鳳獅子」系統)を交配したもの。 当ブログに「ハベナリアの栽培」で検索して来る方が時々おられるので、栽培のポイントを…

Spiranthes aff.cernua

from North America. 北米産白花ネジバナ。画像個体は30年以上前にアクアリウム素材として国内導入されたもの。 日本のネジバナは個体寿命が短く、数年連続して開花すると腐って枯れてしまう事が多い。(斑入り品種などをベテランが細心の注意をはらって維持…

Habenaria hybrid

Habenaria (roebelenii X rhodocheila) X Hab. aff.militaris. ハベナリア・ロドケイラ種群・人工交配種。印象としては色があせたロドケイラ。特筆すべき特徴も無い。 ハベナリア類は長期栽培が難しく、一年で枯らされて消耗品扱いになっていることが多い。…

Pterostylis X furcillata

from Australia. ラン科プテロスティリス属・自然交雑種フルシラータとして国内流通している植物。今は亡き草友から20年以上前にもらったもの。プテロスティリス属はどの種もよく似ているうえに、しばしば誤名で流通するので管理人の知識では同定できない。…

Habenaria medioflexa

from Thai. ハベナリア・メディオフレクサ。タイ産の地生蘭。線香花火のような唇弁が個性的で面白い。 散発的に日本に輸入されているが、まとまった入荷が無く入手は難しい。管理人は4回購入したが、うち3回は誤品で、正しい種類が入手できたのは1回だけ…

Habenaria hosseusii

from Thai. ハベナリア・ホゼウシイ。タイ産の地生蘭。 画像個体は他のハベナリアの品違いで偶発的に入荷したもの。まとまった数量が輸入販売されたことは無く、業者の通販リストに載らない。 入手しても高温性のため栽培・育苗ともに難しく、日本では栽培不…